|
|
◆書斎を構えるスペースを考える◆
この場所でも書斎だ!
|
書斎のスペースは広ければいいというものではありません。
もちろん広ければゆったりとした気分で仕事や作業を行うことができます。
本や資料、趣味に関するもの等々を収納するにも便利です。
しかし今、多くの方の現状は、限られた居住スペースの中で書斎(自分ひとり)のスペースを確保するのはなかなか難しいのではないのでしょうか?
しかし、十分な書斎専用のスペースが確保できないとしても、ちょっとした空スペースを利用し書斎もどきでも自分の空間というものを持ってみたいですよね。
私はというと、只今単身赴任中で、8畳のワンルームを好きなように使っています。
ワンルームですから、そこで喰う寝る住むと全てを行う部屋ですが、片隅を書斎スペースにしています。
(といってもパソコンとチョットした資料が置いてある程度ですが)
納戸の書斎ゲット! |
月に納何度か赴任先から自宅に帰るともちろんそんな書斎などと悠長なことは言っていられませんでした。
しかしついに、先日女房を説き伏せ、自宅にも書斎まがいのスペースをゲットすることに成功しました。
そこは納戸です!
3畳あるかないかのスペースにぎっしりとありとあらゆるものが放り込まれていました。
とにかくもうこれから先は使わないであろう物を処分し、収納棚1本を無理やり空けました。
椅子をどうにか放り込むと身動きできないほどの狭さです。
書斎に憧れ、自分ひとりの空間に憧れやっとゲットした書斎?です。
たとえ身動きが自由にならなくとも集中できます。
山のような荷物の中で、手を触れれば崩れ落ちそうな資料置き場ですが必要なものは取りあえず揃っています。
贅沢はいえません。しかしこんな書斎(?)ですが、5時間でも6時間でもこもっていることができます。
何しろ集中できますから。
ただし、私が単身赴任先に戻っているときは当然もとの納戸に戻ります。
私が自宅に帰ってきた時だけ、納戸は我が愛すべき書斎にに変わるのです。
(書斎にこもる時には椅子に座れるほどのスペースを荷物をかき分け掘り起こします。)
書斎スペースをもぎ取りましょう! |
書斎が欲しくても場所がないとお嘆きの方も、よくご自宅をもう一度よく観察してみてください。
たとえば家具の配置などを今一度見直してみて、置き方を変えれば書斎机が入るスペースなどはありませんか?
階段下にちょっとした物置などありませんか?
処分せずに溜め込んでしまったものが無造作に置かれているところなどありませんか?
窓の脇のちょっとしたスペースにコーナー設置型の机などうまくはまりませんか?
まずは家のすみずみでうまく片付ければちょっとしたスペースが取れるかもしれません。
そこがたとえば玄関先や風呂場の入り口などどう見ても落ち着けない場所でしたら、落ち着けそうな場所にある家具や荷物をそちらにまわしスペースを交換することはできないでしょうか?
とにかくあきらめずいろいろ探してみてください (*^^)v
十分なスペースが取れなくても |
たとえ十分なスペースが確保できないとしても、住めば都です。
大きな書斎机が置けなくても、パソコンラックと椅子が置けるスペースがあれば取りあえずはOKとしましょう。
もちろん資料置き場も必要ですが、たとえばキャスター付の引き出しやラックなどで普段はチョット離れたところにおいておき、使うときだけ手の届くところにセットするなどと苦肉の策も考えてみてください。
私の納戸の愛すべき書斎も私が使っていないときは元の納戸に戻っているように (^^ゞ
もしも、そのパソコンラックの壁面に少しでもスペースがあるようなら、幅が短くても高さのある本棚が置けるかもしれません。
試行錯誤すれば使っているうちにいろいろアイデアも浮かんでくるものです。
あきらめずとにかくちょっとしたスペースでも取りあえず確保してみてください。
結構だんだんと使いやすくなってくるものですよ。
部屋の形が変形していて他に使えないスペースなど、吹き溜まりになっているようなスペースなどはうまく片付ければ快適な書斎スペースに生まれ変わってしまいます。
そんな場所があったらラッキーです。迷わずゲットしてくださいね!
押入れだって改造すれば使えます! |
押入れなどで半分でも片付けられればパソコンや周辺機器、資料置き場や本棚などスッポリは入ってしまいます。
使わないときなどは椅子を片して戸を閉めてしまえば邪魔になりません。
戸をはずしてカーテンなどつけてしまってもいいかもしれません。
また、出窓などの前も結構いい感じで使えます。
デスクトップなら、モニターを出窓部分に置き、キーボードを置く小さな机をその前に置いてやれば十分省スペースで作業場所は確保できます。
使っていない時は、キーボードを隅にかたし、観葉植物でも置いておけばOKです。
ただ、居間などの家族の集まる場所で会話やTVの音声などで集中する事が難しい場所や、寝室など奥さんの安眠を妨げてブーイングが起こったりする場合があります。
そこのところは時間帯を調節したりしなくてはならないかもしれません。
でもとにかく動いてみましょう。その場その場で解決策を考えているうちに、快適な書斎スペースにだんだんとなってくると思います。
あなたの素敵な書斎スペースが築かれる事を陰ながらお祈りいたしております (^_^)
|
|
|
|